株式会社CES

株式会社CES

Corporate Education System

dummy_060.jpg

| HOME | コンサルタント事例 | 事例1 |

コンサルタント事例1

年商1億2千万円、負債総額2億円の専修学校が新たなビジネスモデルでよみがえる!

●業種:専門学校  ●年商:1億2千万円  ●負債総額:2億円

時代の変化について行けないビジネスモデル

ex1_pct1.jpg創立50周年を迎えたA専門学校は「簿記」の専修学校である。
最盛期には300人いた学生は180人まで減少。
赤字経営となっていた。
売上は1億2000万円ながら、新校舎の建設に3億円かけてしまったことで
負債総額2億円という状態で、すでにキャッシュを生み出す力もなく、
完全に破綻している状態であった。

A校の場合、
・経理学校というすでに社会的使命を終えたビジネスモデルを継続していた
・新校舎に対して多大な借入を行った
という2点が破綻の原因であった。

従来と異なる視点でスポンサーを探す

A校は売上の減少とともに銀行からの貸しはがしにあい、
運転資金確保のために街金にまで手を出していた。

再生にあたって、まずは翌年度の入学金が入るまでの運転資金の確保と
街金への返済を最優先に動くことになった。

銀行を頼りにできない状況のため、スポンサーを探す方針を決まる。

A校のビジネスを“人材育成”という視点で見直すことで、
人材確保・育成に悩んでいる業界からスポンサー候補を絞り込む。

その結果浮かんできたのが「パチンコ店」である。
候補のP社は売上高1000億円を超え、急成長している企業であった。
P社は単なるパチンコ店ではなく、アミューズメント企業として成長しており、
広告会社やIT関連企業も持っている。

急成長していることもあり、人材の確保が大きな課題となっていた。

A校の卒業生がP社に入ることになれば、P社にとってもメリットのある話となる。

P社には新しいビジネスモデルを構築することを前提にスポンサーとなってもらうことに決定した。

「入学と同時に就職が決定!入学金・授業料が無料!」という方針

ex1_pct2.jpgビジネスモデルの基本方針は
・就職口の少ない専修学校に行くより、入りやすくなった大学を選択する人が増えた。
・不況により親が授業料を払えなくなった。
という阻害要因をなくすこと。

つまり『入学と同時に就職が決定。入学金・授業料を無料』ということに決まる。

A校は「アミューズメントコース」を新設。
P社からは教員免許を持つ社員が派遣され、実践的なアミューズメント理論を
教授。アミューズメントコースの卒業生は希望すれば、全員P社の幹部候補社員
として採用されることとなる。

資金の豊富なスポンサーP社にとっては2年かけて育成した人材を安定的に採用
できる仕組みを構築でき、金融機関への信頼も高まる。

アミューズメントコースの学生には入学金、授業料をP社が肩代わりする。
P社に就職すれば、これが奨学金となり返還の必要はなくなる。
P社に就職しない場合は無利子での貸し出しとなり、卒業後に分割して返済してもらう。
ex1_pct3.jpg
学生にとっては在学中の学費負担がゼロ。
P社にとっては億単位の社員募集経費の一部をA校の支援にまわすだけ。

という両者にとってメリットのあるビジネスモデルが構築される。

「授業料無料」「100%就職」をウリとしたA校には県内高校から
問い合わせが殺到し、翌年度の目標であった140名の新入生を確保。

銀行へのリスケ交渉で翌年度までの返済をストップ。

新しいビジネスモデルとスポンサーの決定をもとに銀行交渉に臨む。
P社の常務に理事長に就任してもらい、資金の確保ができること、
翌年度以降の黒字化が明確になることなどを説明。

滞納分の一括返済を約束することで、リスケがまとまる。
また街金の負債も全て一括返済をされた。

黒字化とともに更なる飛躍へ。

A校は黒字体質を継続するようになり、新たに「介護福祉科」「児童教育科」
という2つの学科を増やす。またP社の社内教育の一環である通信講座の
委託を受けることとなった。

新しいビジネスモデルの構築により、A校は新たな社会的使命を持った
企業として生まれ変わることができた。